スポーツニッポン7月1日より好評連載中「奥さまは魔女」
見逃した方必見スポニチ星恵美子イラストギャラリー
第3章「行きずりの3P美女対決」7月27日〜8月10日掲載
スポニチで官能小説蒼井凛花/作「奥さまは痴女」イラストは星恵美子が担当いたします。4人の美人セレブ妻が「逆チカン」するコメディ官能
女性タッグで読者の股間と妄想を膨らませます「奥さまは痴女」ご期待ください
第三章「行きずりの3P美女対決」7/27
(まったく……真子さんたら)
週明けの夕刻。
電車に乗っていた春奈ルミは、スマホにアップされた真子の「人妻痴漢クラブ」の報告を読み、ため息をついた。
――ごめんなさい。ダンディなオジサマとSMプレイで楽しんじゃったの。最高だった♥
(これじゃ痴漢退治になってないじゃないの)
ムッとしながら、ボブヘアを掻きあげる。
スリムな肢体に涼しげな瞳、小悪魔系の美人だといわれることの多いルミは二十八歳。高校時代の通学路で、変態男にオナニーを見せつけられた過去がある。
(真子さんの分も、今日は私が痴漢退治のミッションを成功させなきゃ)
つり革に掴まりながら、周囲を見渡した。車内は適度に混んでいる。
ルミは体にフィットした青いロングワンピース姿だ。太腿までのスリットが深く刻まれているせいで、先ほどから男の熱い視線を感じる。
第三章「行きずりの3P美女対決」④7/30
「私は顔面騎乗するから、ルミさんはペニス担当よ。うーんと焦らして、いたぶって」
言いながら、尻を前後左右に振り立てた。
そのたび豊乳は揺れはずみ、尻の下の徹は「ううっ」と唸り声をあげる。
むろん、彼はますます興奮を高めたようで、ワレメを舐めるクチュクチュという唾音も激しさを増していく。
「……わかりました」
ルミは「望むところよ」と言わんばかりに、ベッドにあがった。
(美香さんには負けられないわ)
自他ともに認める「小悪魔美人」のルミに、ライバル心が湧いてくる。
目の前では赤銅色のペニスがそそり立っていた。
尿道口からは透明な汁が噴きだし、亀頭からカリのくびれ、肉幹までをもてらつかせている。
ここでひるんではダメだと言い聞かせ、
「あ~あ、美香さんに顔面騎乗されて、こんなに勃起させちゃって、恥ずかしい男ね」
ルミはベッドに腰をおろし、スラリとした片脚を伸ばすと、爪先でツンとペニスを軽くつついた。
「あううっ」
徹は苦しげに唸るが、その声には快楽が滲みでている。
ルミはさらに亀頭から肉棒の根元までを爪先でそろり、そろりと撫でつけていく。
第三章「行きずりの3P美女対決」8/2
徹はワレメを両手で広げ、いきなり硬く伸ばした舌先をズブリとめりこませてきた。
「ああっ!」
予想外の鋭い挿入に、ルミの尻が跳ねた。
が、そこはM男の性(さが)か、グッとヒップを引き寄せ、再び秘口に舌を這わせてくる。
ピチャッ……ネロネロッ……
「あ……いい」
ルミは思わず尻をくねらせた。
徹は巧みに舌の部位を使い分けているようで、ざらついた表面とつるりとした裏側、加えて尖らせた舌先で、濡れ溝をねぶり回している。
舌を動かすスピードや挿入する深度を微妙に変えながら、卓越したクンニリングスでルミを骨抜きにし、あふれた愛蜜をチュッ、チュッと啜ってくる。
「ルミさんのアソコますます赤く充血してきましたよ。エロい匂いもプンプンで、絶品のオマ×コです」
第三章「行きずりの3P美女対決」⑧34
徹はルミの尻を支えながら、再び女陰からあふれるラブジュースを啜りあげる。
ジュル……ジュルジュル……
「ァ……なかなかのテクニックじゃないの。気に入ったわ」
あえて上から目線で言うと、正面にいる美香も「ふふ、そうでしょう?」と妖艶な微笑を浮かべた。
「ン……我慢できなくなるわ」
ルミがうっとり声をあげると、美香がこちらに這い進んできた。
ルミの斜め前まで来るなり、乳房をやわやわと揉みこんでくるではないか。
「み、美香さん……」
「キレイなオッパイね。乳首がこんなに勃ってる」
そして腰を屈め、乳頭を口に含んだのだ。
「……ッああ」
ルミは大きく体を波打たせた。
チロチロと蠢く舌が、とろけそうなほどの快感を運んでくる。
「ふふっ、可愛いわ。女の人とは初めてかしら」
そう微笑みながら、チュパチュパと乳首を舐めては吸いあげ、乳房を優しく揉み捏ねてくる。
やがて、乳首をチュッと吐きだすと、
「きれいよ、ルミさん」
美香はルミの頬を撫で、唇を重ねてきた。
(う、うそ……)
一瞬、頭が真っ白になる。