八坂神社節分祭

鬼は外、福は内の豆まき。
家では鬼に扮したお父さんをめがけ豆をまいたり、恵方巻きを食べたりと
クリスマス的なアットホームなイベントかと思っていたが
京都の節分は楽しい。

八坂神社の節分祭は2月2日〜3日と舞子さん芸子さんの奉納舞踊と豆まきが行われる。
え〜っつ、舞子さん見れるんだ〜。じゃあ行ってみよう。と即飛び出した。

八坂神社までひとっ飛び、人がひしめきながら舞台を囲んでいる。
祇園甲部の舞子さんが3人演目は「松づくし」と「祇園小唄」
かわいいな〜。きれいだな〜。と一般的な印象を持ち帰ろうかなと思ったら
カメラ小僧ならぬ、カメラおじさん。いや、お爺さんだろう。70〜80当たり前。
高そうな望遠カメラを手に手に舞子さんが出てくるのを今や遅しと待っているのだ。

パパラッチ?趣味の域を遥かに超え、カメラお爺ちゃん集団は真剣だ。
デタデタ出た〜。
ばっしゃばっしゃ撮りまくり、追いかけ回しナイスショットを1枚でも
と頑張る姿は生き生きしている。
定年後の新たな生き甲斐をかいま見た。

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【妖精研究室】 妖精の絵を見たり、描いたり、探したり。 神話や伝説に語られる妖精は、人間と神の中間の摩訶不思議なものらしい。日本にも伝わる妖怪、龍、人魚、天狗も純粋な子供の心で見ると見えるかも知れない。案外すぐ側に。