京都の町屋「杉本家住宅」

杉本家住宅

京都町家


京都の夏は特に暑い。

夏をいかに涼しく過ごすことに工夫がされている「表屋造」。
風の通り道と最高の機能を取り入れた洗練された中庭
クーラーなどのない時代中庭の緑が涼しさを演出開け放った廊下から風を通す
夏の暑さをしのぐため障子と襖から御簾に取り替え、葦戸や網代などで涼を取り込む
簾が真夏の日差しを遮り絶妙な明るさを創り涼しさを誘う

夏の室礼が素晴らしく、暫し暑さを忘れ見とれてしまう

京町家の暮らしに日本人の暮らしに対する美意識、
生きていく知恵を感じることができるのです。

杉本家住宅
京都市有形文化財(平成2年2月20日指定)から平成22年6月29日に重要文化財に指定された平成23年2月7日には、この建物内外の「庭」が「京町家の庭」として国の名勝指定を受けた。
http://www.sugimotoke.or.jp/foundation.html

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【妖精研究室】 妖精の絵を見たり、描いたり、探したり。 神話や伝説に語られる妖精は、人間と神の中間の摩訶不思議なものらしい。日本にも伝わる妖怪、龍、人魚、天狗も純粋な子供の心で見ると見えるかも知れない。案外すぐ側に。